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『蝗の大旅行』
ふりがな文庫
『
蝗の大旅行
(
いなごのだいりょこう
)
』
僕は去年の今ごろ、台湾の方へ旅行をした。 台湾というところは無論「はなはだ暑い」だが、その代り、南の方では夏中ほとんど毎日夕立があって夜分には遠い海を渡っていい風が来るので「なかなか涼しい」だ。夕立の後では、ここ以外ではめったに見られないよ …
著者
佐藤春夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「童話」コドモ社、1921(大正10)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
素馨
(
スウヒイエン
)
茉莉
(
パクリ
)
堪
(
こら
)
鮮
(
あざ
)
留
(
と
)
甘
(
あま
)
皆
(
みな
)
真直
(
まっす
)
突然
(
とつぜん
)
更
(
さら
)
床
(
ゆか
)
解
(
わか
)
誰
(
だれ
)
傍
(
かたわら
)
凹
(
へこ
)
匂
(
におい
)
隣席
(
りんせき
)
縋
(
すが
)
白鷺
(
しらさぎ
)
煙突
(
えんとつ
)
驚
(
おどろ
)
相違
(
そうい
)
風采
(
ふうさい
)
眩
(
まぶ
)
睡蓮
(
すいれん
)
突
(
つ
)
竹藪
(
たけやぶ
)
隣
(
となり
)
紳士
(
しんし
)
這入
(
はい
)
脚
(
あし
)
腰
(
こし
)
虹
(
にじ
)
蝗
(
いなご
)
陣取
(
じんど
)
鈴
(
すず
)
誘
(
さそ
)
遠慮
(
えんりょ
)
赤帽
(
あかぼう
)
違
(
ちが
)
辞儀
(
じぎ
)
込
(
こ
)
途中
(
とちゅう
)
啼
(
な
)
幾
(
いく
)
尻
(
しり
)
威勢
(
いせい
)
外
(
ほか
)
基隆
(
キールン
)
坐
(
すわ
)
囀
(
さえず
)
嘉義
(
かぎ
)
弄
(
もてあそ
)
咲
(
さ
)
台湾
(
たいわん
)
可笑
(
おか
)
劇
(
はげ
)
刹那
(
せつな
)
冠
(
かぶ
)
僕
(
ぼく
)
一隅
(
いちぐう
)
泊
(
とま
)
疋
(
ぴき
)
一緒
(
いっしょ
)
煉瓦
(
れんが
)
無駄
(
むだ
)
漫遊
(
まんゆう
)
渡
(
わた
)
涼
(
すず
)
浮
(
う
)
痩
(
や
)
気紛
(
きまぐ
)
是非
(
ぜひ
)
換
(
か
)
揃
(
そろ
)
払
(
はら
)
慰
(
なぐさ
)
慌
(
あわ
)