“鈴”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すず26.1%
りん25.5%
ベル22.9%
すゞ11.8%
れい5.2%
べる3.3%
リン3.3%
すう0.7%
すヾ0.7%
レイ0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鈴”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.0%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
すず早馬駅はゆまうまや堤井つつみゐみづをたまへな妹が直手ただてよ 〔巻十四・三四三九〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
すると、よいきんおとがして、ちょうどすずらすようにこえてきました。
金の輪 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのうちに、窓の障子しょうじに女の影が射して、それが消えたかと思うと、「ちーん!」とりんの音が聞えてきた。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
電話のりんが鳴る度に、プラトンは全身を震はせて、一種の恐怖が熱いものゝやうに心の臓に迫つて来るのを感じた。
板ばさみ (新字旧仮名) / オイゲン・チリコフ(著)
やがてベルが鳴ると、ココフツォフを先頭に一同ぞろぞろと、改札口から舞台の、奥の雪で明るいプラットフォウムへ出て行く。
そのかくしベルは人間が楽にはいられるくらいの大きさで、鉄の締金しめがねびょうとで厳重に釘付けにされていた。
驛路えきろうますゞおと、しやんと道筋みちすぢながら、時世ときよといひ、大晦日おほみそか
城の石垣 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
呼吸いきめて、なほすゞのやうなひとみこらせば、薄暗うすぐら行燈あんどうほか
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そのの夢に藤尾は、驚くうちはたのしみがある! 女は仕合しあわせなものだ! と云うあざけりれいを聴かなかった。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その五日目の昨夕ゆうべ! 驚くうちはたのしみがある! 女は仕合せなものだ! あざけりれいはいまだに耳の底に鳴っている。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
板橋がよひのがたくり馬車がつじを曲りかけてけたゝましくべるを鳴らしてゐた。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
もとより発車をしらせるべるも無ければ、
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
(二) 語尾音にはン音や入声にっしょうのt音も用いられることとなった。「マン」「リン」「筆」Fit「鉄」tetなど。
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
そこでネネムは、ある日、テーブルの上のリンをチチンと鳴らして、部下の検事を一人、呼びました。
「まだ沢山時間が有るからゆつくり出来る。さあ、すうさん、お茶をお上んなさい」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
柏井かしわいすうちやんがお嫁に来てくれれば、わたしの仕合は言ふまでもない、雅之もどんなにか嬉からう。子を捨てるやぶは有つても、懲役に遣る親は無いぞ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
海老茶色のすヾさくさがつて居る。
・死ねない人のレイが鳴る
行乞記:01 (一) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)