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振鈴
ふりがな文庫
“振鈴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんれい
50.0%
ふりすず
10.0%
りん
10.0%
かね
10.0%
ふりりん
10.0%
ベル
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんれい
(逆引き)
館の
大廂
(
おおびさし
)
からは
護摩
(
ごま
)
の煙が雲のように立ちのぼり、衆僧の
振鈴
(
しんれい
)
や
誦経
(
ずきょう
)
が異様な
喚叫
(
かんきょう
)
をなして二条の町かどあたりまでも聞えてくるほどだった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
振鈴(しんれい)の例文をもっと
(5作品)
見る
ふりすず
(逆引き)
振鈴
(
ふりすず
)
が鳴り、それにつれて、舞台の彼女はいつか水のごとき舞の線を描き出している。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
振鈴(ふりすず)の例文をもっと
(1作品)
見る
りん
(逆引き)
ハンドルには、号外の
振鈴
(
りん
)
のようなものを、幾つも束にしてくくりつけているので、チリン、チリン、ジャラン、ジャラン、と、やかましい。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
振鈴(りん)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
かね
(逆引き)
やがて、雨合羽をまとった駅の小使が、停車場前の広場に、大きな
振鈴
(
かね
)
をぶら下げて、出て行った。それを、カラン、カラン、カラン、と、大きく振って鳴らしながら
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
振鈴(かね)の例文をもっと
(1作品)
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ふりりん
(逆引き)
ガランガランという
振鈴
(
ふりりん
)
の音を合図に、さしも熱しきっていた群衆もゾロゾロ引挙げる。と、小使らしい
半纒着
(
はんてんぎ
)
の男が二人、
如露
(
じょうろ
)
と
箒
(
ほうき
)
とで片端から掃除を始める。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
振鈴(ふりりん)の例文をもっと
(1作品)
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ベル
(逆引き)
夜行列車の
振鈴
(
ベル
)
は鳴り渡つて
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
振鈴(ベル)の例文をもっと
(1作品)
見る
“振鈴”の意味
《名詞》
合図などのため鈴を振って鳴らすこと。
(出典:Wiktionary)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
鈴
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳
検索の候補
鈴振花
鈴振
“振鈴”のふりがなが多い著者
小栗風葉
火野葦平
高山樗牛
福士幸次郎
吉川英治
小酒井不木
与謝野晶子
国枝史郎