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振向
ふりがな文庫
“振向”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふりむ
85.7%
ふりむき
6.1%
ふりむか
4.1%
ふりむく
2.0%
ふりむけ
2.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりむ
(逆引き)
成
(
な
)
るたけ
順礼
(
じゆんれい
)
を
遠
(
とほ
)
くよけて、——
最
(
も
)
う
人気配
(
ひとけはひ
)
に
後
(
うしろ
)
へ
振向
(
ふりむ
)
けた、
銀杏返
(
ゐてふがへし
)
の
影法師
(
かげばふし
)
について、
横障子
(
よこしやうじ
)
を
裏
(
うら
)
へ
廻
(
まは
)
つた。
店
(
みせ
)
は
裏
(
うら
)
へ
行抜
(
ゆきぬ
)
けである。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
振向(ふりむ)の例文をもっと
(42作品)
見る
ふりむき
(逆引き)
後
(
おく
)
れ馳せの老女
訝
(
いぶか
)
しげに己れが
容子
(
ようす
)
を打ち
睜
(
みまも
)
り居るに心付き、急ぎ立去らんとせしが、何思ひけん、つと
振向
(
ふりむき
)
て、件の老女を呼止めぬ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
振向(ふりむき)の例文をもっと
(3作品)
見る
ふりむか
(逆引き)
連
(
つ
)
れて
行
(
ゆ
)
き
度
(
たく
)
ば
何處
(
どこ
)
へでも
連
(
つ
)
れて
行
(
ゆ
)
け、
家
(
うち
)
も
道具
(
だうぐ
)
も
何
(
なに
)
も
入
(
い
)
らぬ、
何
(
ど
)
うなりともしろとて
寐轉
(
ねころ
)
びしまゝ
振向
(
ふりむか
)
んともせぬに、
何
(
なん
)
の
家
(
うち
)
も
道具
(
だうぐ
)
も
無
(
な
)
い
癖
(
くせ
)
に
勝手
(
かつて
)
にしろもないもの
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
振向(ふりむか)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ふりむく
(逆引き)
差覗
(
さしのぞ
)
きしと/\とまた
歩行出
(
あゆみだす
)
折柄
(
をりから
)
ばた/\
駈來
(
かけく
)
る
足音
(
あしおと
)
に夫と見る間も有ばこそ聲をば
懸
(
かけ
)
ず
拔打
(
ぬきうち
)
に
振向
(
ふりむく
)
笠
(
かさ
)
の
眞向
(
まつかう
)
より
頬
(
ほゝ
)
の
外
(
はづ
)
れを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
振向(ふりむく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふりむけ
(逆引き)
梅花の
匂
(
におい
)
ぷんとしたに
振向
(
ふりむけ
)
ば柳のとりなり玉の顔、さても美人と感心した所では
西行
(
さいぎょう
)
も
凡夫
(
ぼんぷ
)
も
変
(
かわり
)
はなけれど、
白痴
(
こけ
)
は其女の影を自分の
睛
(
ひとみ
)
の底に
仕舞込
(
しまいこん
)
で忘れず
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
振向(ふりむけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振顧
振分
振廻
振翳
振子
振切
検索の候補
振仰向
“振向”のふりがなが多い著者
高山樗牛
泉鏡太郎
イワン・ツルゲーネフ
押川春浪
三島霜川
泉鏡花
樋口一葉
三上於菟吉
作者不詳
柳田国男