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振向
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ふりむか
ふりがな文庫
“
振向
(
ふりむか
)” の例文
連
(
つ
)
れて
行
(
ゆ
)
き
度
(
たく
)
ば
何處
(
どこ
)
へでも
連
(
つ
)
れて
行
(
ゆ
)
け、
家
(
うち
)
も
道具
(
だうぐ
)
も
何
(
なに
)
も
入
(
い
)
らぬ、
何
(
ど
)
うなりともしろとて
寐轉
(
ねころ
)
びしまゝ
振向
(
ふりむか
)
んともせぬに、
何
(
なん
)
の
家
(
うち
)
も
道具
(
だうぐ
)
も
無
(
な
)
い
癖
(
くせ
)
に
勝手
(
かつて
)
にしろもないもの
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
番町
(
ばんちやう
)
の
旦那樣
(
だんなさま
)
お
出
(
いで
)
と
聞
(
き
)
くより
雪
(
ゆき
)
や
兄樣
(
にいさん
)
がお
見舞
(
みまひ
)
に
來
(
き
)
て
下
(
くだ
)
されたと
言
(
い
)
へど、
顏
(
かほ
)
を
横
(
よこ
)
にして
振向
(
ふりむか
)
うともせぬ
無禮
(
ぶれい
)
を、
常
(
つね
)
ならば
怒
(
いか
)
りもすべき
事
(
こと
)
なれど、あゝ、
捨
(
す
)
てゝ
置
(
お
)
いて
下
(
くだ
)
さい
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振顧
振分
振廻
振翳
振子
振切