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振袖
ふりがな文庫
“振袖”の読み方と例文
読み方
割合
ふりそで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりそで
(逆引き)
其後
(
そのあと
)
から十七八とも思われる娘が、髪は
文金
(
ぶんきん
)
の
高髷
(
たかまげ
)
に
結
(
ゆ
)
い、着物は
秋草色染
(
あきくさいろぞめ
)
の
振袖
(
ふりそで
)
に、
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
の
長襦袢
(
ながじゅばん
)
に
繻子
(
しゅす
)
の帯をしどけなく結び
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
腰元は
振袖
(
ふりそで
)
の
白無垢
(
しろむく
)
の
裾
(
すそ
)
をひいて、
水浅黄
(
みずあさぎ
)
ちりめんの
扱帯
(
しごき
)
を前にたらして、縄にかかって、島田の
鬘
(
かつら
)
を重そうに首を垂れていた。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
お神さんは、何気なく赤児の帯をほどいて、厩の方へつれて行こうとすると、大きな
振袖
(
ふりそで
)
の中から一枚の
紙片
(
かみきれ
)
が落ちて来ました。
三人の百姓
(新字新仮名)
/
秋田雨雀
(著)
振袖(ふりそで)の例文をもっと
(55作品)
見る
“振袖”の解説
振袖(ふりそで)は、身頃と袖との縫いつけ部分を少なくして「振り」を作った袖をもつ着物。現代では若い女性の、黒留袖や色留袖、訪問着に相当する格式の礼装である。成人式、結婚式の花嫁衣装・参列者双方で着用される機会が多い。
(出典:Wikipedia)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
袖
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
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