“結”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
44.4%
むす18.8%
ゆわ17.1%
7.1%
ゆは2.9%
むすび1.7%
ゆい1.1%
いわ1.1%
0.9%
ゆひ0.8%
いは0.5%
むすぼ0.3%
0.3%
ユハ0.3%
しば0.2%
0.2%
0.2%
いっ0.2%
いつ0.2%
いまし0.2%
くく0.2%
0.2%
しま0.2%
0.2%
むし0.2%
むすぶ0.2%
むすん0.2%
ゆう0.2%
ゆっ0.2%
ゆふ0.2%
ムス0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上窄りになつた桶の井筒、鉄の車は少し欠けてよく綱がはずれ、釣瓶は一方しか無いので、釣瓶縄の一端を屋根の柱にはへてある。
水汲み (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
は、このをきくと、なんとなくじゅうが、ぞっとしました。姿ると、ばずに、ろにれていました。
山へ帰りゆく父 (新字新仮名) / 小川未明(著)
俊亮は、自転車に壜詰をえつけて、それを押しながら家を出たが、町はずれまで来ると、次郎をいっしょにのせてペタルをふんだ。
次郎物語:02 第二部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
その様子を見るとまた身体でも良くないと思われて、真白い顔が少し面窶れがして、櫛巻きにった頭髪がほっそりとして見える。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
伯父さんはもうつてしまつて、さんのめて手拭ひつけ、その手拭さんをいてくやうにしてれました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
幅の狭い茶色の帯をちょっきりにむすんで、なけなしの髪を頸窩へ片づけてその心棒に鉛色のを刺している。そうして襷掛であった。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「わが四ツ目の旗を先に立て、そのような忘恩の大名どもへ、後日、悔いを噛むなと、言ってやりたいのでございまする」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
驚く二人の眼の前へ、襖をあけて現われたのは、他でもないトン公であったが、頭を白布で巻いているのは、傷をえたからであろう。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
硝子戸から外を見渡すと、霜除をした芭蕉だの、赤いった梅もどきの枝だの、無遠慮に直立した電信柱だのがすぐ眼に着くが
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
藁苞よりと出しかとつけ之までを引たりと僞り一ト夜も湯には入らざるのみか夜もろく/\に目眠まず心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
といつて、長い竹竿に五尺りの青大将のによろ/\したのをへつけて、相手の鼻先でつてみせた。
追い/\都鄙が騒がしくなって来るので、父子の間にとかくの浮説が出来ると云うのも直談がないからである、急ぎ秀次是へ参られ候え、れぬる氷を春風の解くように
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
爾に其大神の髪を取りて、其室屋の毎にい著けて、五百引石を其室屋の戸に取えて、其妻須勢理毘売を負いて、其大神の生大刀生弓矢また其天詔琴を取り持たして、逃げ出でます時に
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
妻・愛人のひつけた守護霊の籠められた紐の緒が、ついて居る以上、此に憚る風も生じたのである。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
猿轡と申して口の中へ何か小さい片布を押込み、其の上を手拭にて堅くり、島田髷はガックリと横に曲り、涙が伝わって襦袢の半襟が濡れて居りまする。
広間に網をいて居た父も堪りかねたやうに「えへん。」と咳払した。
厄年 (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
「もとどりをげてくれい」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長さが一尺ばかりだから男でもチョン髷にて居る髪の毛は是だけのは有るが今時の事だから男は縮毛ならて仕舞うないのは幾等か髪の毛自慢の心が有る奴だ男で縮れっ毛のチョン髷と云うのは無い(大)爾々縮れッ毛は殊に散髪にて来いだから縮れッ毛なら必ず剪て仕舞う本統に君の目は凄いネ(谷)爾すれば是は
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
代助の右隣には自分と同年輩の男が丸髷にた美くしい細君を連れててゐた。代助は其細君の横顔を見て、自分の近付のある芸者によく似てゐると思つた。左隣には男四人許ゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
すぐに女子は猿轡とめの縄とを解きすてられた。御嶽冠者はつくづくと女子の様子を見守ったが、武者之助の方へ眼をやって
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「無」になる為めには勿論生死を出ていなくてはならぬ。何時でも死んでもいい腹は一番にっておかねばならぬ物である。武蔵に見出された時の都甲太兵衛が、細川公の前で武蔵から
鍵屋の辻 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
御覽なさい、眞紅めてますよ。』
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
大たぶさにり上げ、ぐろい、酒やけのした顔で、長身の——清水狂太郎なのだ。
口笛を吹く武士 (新字新仮名) / 林不忘(著)
各〻又我が火焚き塲の傍にり座して且つじ且つひ、けば即ち横臥して漁獵の夢抔をびしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
我々朋友ばかりではない、いて高等中学の名折にもなるのだから、是非あの美人を君が妻君にするやうに、これは我々が心をにしての神につた酒だから、辞退するのは礼ではない。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
すなはち意外の辺において意外の聯絡を発見し以て久しくで解けざりし疑問を氷釈すること尠きにあらず。海外の大勢我国に及ぼす影響は如何。隣国の変乱痛痒相関すること如何。
史論の流行 (新字旧仮名) / 津田左右吉(著)
片手にはさむ額髪
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
あの親父が此の間を剃りましたよ白髪交りの胡麻塩頭をて新しい半纏を引掛て坐って居ますが大きに様子がくなって病人らしく無く成ったが、さんも襦袢に新しい襟を掛けたぜ
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
片手にはさむ額髪
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
此方のお手のものだ——世人リヲブニ黄金ヲフ——」
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)