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結
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ゆひ
ふりがな文庫
“
結
(
ゆひ
)” の例文
藁苞
(
わらづと
)
より
徐
(
そろ/\
)
と出し
腰
(
こし
)
に
確
(
しつ
)
かと
結
(
ゆひ
)
つけ之まで
風
(
かぜ
)
を引たりと僞り一ト夜も湯には入らざるのみか夜もろく/\に
目眠
(
まどろ
)
まず心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
先箱根にて御書付と髪の
結
(
ゆひ
)
ぶり違候とて引付られ、半日余もかかり候由。(金三歩出し候由。)又
被指添候
(
さしそへられそろ
)
足軽
池鯉鮒
(
ちりふ
)
之駅にて吐血急症、近隣近郷之医を招候由。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
とあれば、
鬘
(
かつら
)
ならではと
見
(
み
)
ゆるまで、
圓髷
(
まるまげ
)
を
結
(
ゆひ
)
なして、
六分玉
(
ろくぶだま
)
の
珊瑚
(
さんご
)
に、
冷豔
(
れいえん
)
なる
白襟
(
しろえり
)
の
好
(
この
)
み。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
四
(
よ
)
ツ
目
(
め
)
結
(
ゆひ
)
左巴
(
ひだりともゑ
)
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
笹
(
さゝ
)
の
葉
(
は
)
に、
大判
(
おほばん
)
、
小判
(
こばん
)
、
打出
(
うちで
)
の
小槌
(
こづち
)
、
寶珠
(
はうしゆ
)
など、
就中
(
なかんづく
)
、
緋
(
ひ
)
に
染色
(
そめいろ
)
の
大鯛
(
おほだひ
)
小鯛
(
こだひ
)
を
結
(
ゆひ
)
付
(
つ
)
くるによつて
名
(
な
)
あり。お
酉樣
(
とりさま
)
の
熊手
(
くまで
)
、
初卯
(
はつう
)
の
繭玉
(
まゆだま
)
の
意氣
(
いき
)
なり。
北國
(
ほくこく
)
ゆゑ
正月
(
しやうぐわつ
)
はいつも
雪
(
ゆき
)
なり。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
鬘
(
かつら
)
ならではと
見
(
み
)
ゆるまでに
結
(
ゆひ
)
なしたる
圓髷
(
まるまげ
)
に、
珊瑚
(
さんご
)
の
六分玉
(
ろくぶだま
)
のうしろざしを
點
(
てん
)
じた、
冷艷
(
れいえん
)
類
(
たぐ
)
ふべきなきと、こゝの
名物
(
めいぶつ
)
だと
聞
(
き
)
く、
小
(
ちひ
)
さなとこぶしを、
青
(
あを
)
く、
銀色
(
ぎんしよく
)
の
貝
(
かひ
)
のまゝ
重
(
かさ
)
ねた
鹽蒸
(
しほむし
)
を
肴
(
さかな
)
に
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“結”の意味
《名詞》
結(けつ)
漢詩の起承転結の最後。結句。
(出典:Wiktionary)
“結”の解説
結(ゆい)とは、主に小さな集落や自治単位における共同作業の制度である。一人で行うには多大な費用と期間、そして労力が必要な作業を、集落の住民総出で助け合い、協力し合う相互扶助の精神で成り立っている。
(出典:Wikipedia)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
“結”を含む語句
結局
結末
結構
結果
結髪
凝結
結合
元結
結婚
結目
結納
結句
髪結
結綿
結立
結着
引結
文七元結
手結
結直
...