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結綿
ふりがな文庫
“結綿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆいわた
83.3%
ゆひわた
11.1%
いいわた
2.8%
いひわた
2.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆいわた
(逆引き)
父親の声に、丁寧に頭を下げたのは、
結綿
(
ゆいわた
)
の髪に、桃色の
手絡
(
てがら
)
をかけた、姉に似たキリョウよし、しかもなかなかのしっかり者らしかった。
乳を刺す:黒門町伝七捕物帳
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
結綿(ゆいわた)の例文をもっと
(30作品)
見る
ゆひわた
(逆引き)
肉付のいゝ若い女が
幾人
(
いくたり
)
も、赤い
潰髷
(
つぶし
)
の
結綿
(
ゆひわた
)
にもう
華美
(
はで
)
な
中形
(
ちゆうがた
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
を着て
引掛
(
ひつか
)
け帶もだらしなく、歩む度に白い足の裏を見せながら行く。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
結綿(ゆひわた)の例文をもっと
(4作品)
見る
いいわた
(逆引き)
帯も襟も
唐縮緬
(
とうちりめん
)
じゃあるが、もみじのように美しい。
結綿
(
いいわた
)
のふっくりしたのに、
浅葱
(
あさぎ
)
鹿
(
か
)
の子の
絞高
(
しぼだか
)
な手柄を掛けた。やあ、三人あると云う、妾の一人か。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
結綿(いいわた)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いひわた
(逆引き)
茲
(
こゝ
)
に
件
(
くだん
)
の
娘
(
むすめ
)
たるや、
今
(
いま
)
もお
話
(
はなし
)
した
通
(
とほ
)
り、
吉原
(
よしはら
)
に
居
(
ゐ
)
る
事
(
こと
)
を
恥
(
はぢ
)
とし、
待合
(
まちあひ
)
を
出
(
だ
)
す
事
(
こと
)
を
厭
(
いや
)
だと
云
(
い
)
つた
心懸
(
こゝろがけ
)
なんだから、まあ
傍
(
はた
)
から
勸
(
すゝ
)
めても、
結綿
(
いひわた
)
なんぞに
結
(
い
)
はうよりは
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
結綿(いひわた)の例文をもっと
(1作品)
見る
“結綿”の解説
結綿(ゆいわた)は、日本髪の島田髷の一種。江戸時代後期からの髪形で、つぶし島田の髷の部分に髷かけとして緋色の鹿の子絞りの縮緬をかけたもの。名前は真綿を束ねたもの(結綿)に似ることに由来する。主に未婚の若い女性が結う272。別表記:結い綿、結ひ綿、ゆひ綿。
(出典:Wikipedia)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
“結綿”で始まる語句
結綿島田
結綿仮髪
検索の候補
結綿島田
結綿仮髪
結城木綿
綿結城
“結綿”のふりがなが多い著者
邦枝完二
永井壮吉
泉鏡花
泉鏡太郎
蘭郁二郎
長谷川時雨
吉川英治
永井荷風
中里介山
谷崎潤一郎