“いいわた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
結綿50.0%
言渡50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帯も襟も唐縮緬とうちりめんじゃあるが、もみじのように美しい。結綿いいわたのふっくりしたのに、浅葱あさぎ鹿の子の絞高しぼだかな手柄を掛けた。やあ、三人あると云う、妾の一人か。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その通りの言渡いいわたしだ、去年中からしきりに帰国の事を申しつかわして今か今かと待っていたけれどもそちらにも忙しい事があって帰れないというのは是非もない。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)