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唐縮緬
ふりがな文庫
“唐縮緬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とうちりめん
76.5%
めりんす
8.8%
たうちりめん
8.8%
からちりめん
2.9%
モスリン
2.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうちりめん
(逆引き)
唐縮緬
(
とうちりめん
)
の
三
(
み
)
つ
身
(
み
)
の袖には咲き乱れた春の花車が染め出されている。嬢やはと聞くと、さっきから昼寝と答えたきり、元の無言に帰る。
枯菊の影
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
唐縮緬(とうちりめん)の例文をもっと
(26作品)
見る
めりんす
(逆引き)
颯
(
さっ
)
と開いた
襖
(
ふすま
)
とともに、
唐縮緬
(
めりんす
)
友染の不断帯、格子の
銘仙
(
めいせん
)
の羽織を着て、いつか、縁日で見たような、三ツ四ツ
年紀
(
とし
)
の
長
(
た
)
けた姿。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
唐縮緬(めりんす)の例文をもっと
(3作品)
見る
たうちりめん
(逆引き)
大きく菊の花を染めた、派手な
唐縮緬
(
たうちりめん
)
の
衣服
(
きもの
)
を着た藤野さんの姿の交つたのは、
村端
(
むらはづれ
)
の泥田に蓮華の花の咲いたよりも猶鮮やかに、私共の眼に映つたのであつた。
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
唐縮緬(たうちりめん)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
からちりめん
(逆引き)
凡
(
およ
)
そ十丈もあろうかと思うほどの、裸体の人形で、腰には赤の
唐縮緬
(
からちりめん
)
の腰巻をさして下からだんだん海女の胎内に入るのです。入って見ると
彼地此地
(
あちこち
)
に、十ヶ月の胎児の見世物がありましたよ。
江戸か東京か
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
唐縮緬(からちりめん)の例文をもっと
(1作品)
見る
モスリン
(逆引き)
これも後には、白か紫の
唐縮緬
(
モスリン
)
になり、哀れなほど腰の弱い安
縮緬
(
ちりめん
)
や、
羽二重
(
はぶたえ
)
絞りの猫じゃらしになったが、どんな本絞りの
鹿
(
か
)
の
子
(
こ
)
でも、ぐいと締る下町ッ子とは、何処か
肌合
(
はだあい
)
が違っている。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
唐縮緬(モスリン)の例文をもっと
(1作品)
見る
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
縮
常用漢字
小6
部首:⽷
17画
緬
漢検準1級
部首:⽷
15画
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淡島寒月
泉鏡花
江見水蔭
水上滝太郎
正岡子規
三遊亭円朝
伊藤左千夫
長塚節
幸田露伴
島崎藤村