“鹿”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しか46.4%
41.6%
しし6.6%
1.2%
しゝ1.2%
かこ0.6%
しヽ0.6%
0.6%
シヽ0.6%
ロク0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鹿”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
鹿しか本州ほんしゆう四國しこく九州きゆうしゆう朝鮮等ちようせんなどひろ分布ぶんぷしてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
さを鹿しか入野いりぬのすすき初尾花はつをばないづれのときいもまかむ 〔巻十・二二七七〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
紫夫人の手もとで調製された花机かきおおいは鹿染めを用いたものであるが、色も図柄も雅味に富んでいた。
源氏物語:38 鈴虫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
父は又淺草邊の鹿といふ飮食店へも私を連れて行つて、そこの主人あるじ内儀かみさんに私を引合せました。
これが一時にうごき出すと、を合せて、白川越えの上や鹿ししたにのふところでも山を裂くような武者声がわきあがった。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは、猟師が多くの山を越えながら鹿ししの来るのを、心に期待して、隠れ待っている気持で、そのように大切に隠して置く君の妻よというのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「女も、私よりずッと美しい、京鹿の帯をしめた娘でしょう」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
でも、お師匠しょさん、すこし根下りの大丸髷おおまるまげに、水色鹿の手柄で、鼈甲べっこうくしが眼に残っていますって――黒っぽい透綾すきやの着物に、腹合せの帯、襟裏えりうら水浅黄みずあさぎでしたってね。
市川九女八 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
其れは隣村となりむら鹿しゝたに盲唖院まうあゐんと云ふものを建てる趣意書を配つて応分の寄附金を勧誘くわんいうするためであつた。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
鹿しゝが谷尼は磬うつ椿ちるうぐひす啼きて春の日くれぬ
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
獵矢さつや手挾み鹿かこ追ふと
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
唖者をし子等こらは人の気勢けはひおどろいて、手に手にあか死人花しびとばなを持つたまヽはたけ横切よこぎつて、半町も無い鹿しヽたにの盲唖院へ駆けて帰つた
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
リョウノ太キ格子コウシヘダテテ訪ネ来ル手ハ、黄八丈キハチジョウノ着物ニ鹿シボリノ広帯ヲ締メ、オ河童カッパニ三ツノアカキ『リボン』ヲ附ク、今ヨリ約十八年ノ昔ナリ。名乗リ出デヨ吾ガ双生児ノ同胞ハラカラ
三人の双生児 (新字新仮名) / 海野十三(著)
イソ上布留カミフルの命は、嫋女タワヤメマドひによりて、馬じもの縄とりつけ、鹿シヽじもの弓矢カクみて、大君の命畏み、天サカ鄙辺ヒナベ退マカる。
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
鹿ロクハ走ッテ長安ニ入ル
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)