“羚羊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かもしか87.7%
シャモア3.5%
くらしし1.8%
くらしゝ1.8%
ひつじ1.8%
れいよう1.8%
カモシカ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河が少し開けてに下り立つと、水の流れた跡が箒で掃いたように残っている砂地には、鹿や羚羊の足跡が無数に印せられている。
渓三題 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
早速でスが、わたくスの名案をぶちまけまスと、ま、こういうわけでございまス。……まず羚羊を三匹とっつかめえまス。けれど、それは羚羊といってもただの羚羊と訳が違いまス。
助七が冬の羚羊狩りの小屋を打つという『猫の躍り場』はそのあたりで、助七が指さす尾根の上に、小池のある少しばかりの平らが見え
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)
(熊の事は上巻にいへり)野猪きゆゑ雪ふかくともやすからず、鹿羚羊などはきものゆゑ雪にはやすし。鹿はことさら高脛なるゆゑ雪にはしる事人よりおそきにたり。
戸をあけたのは若い女で、背が高く、胸が張つて、羚羊のやうな眼と、新月のやうな眉と、アネモネの花のやうな頬と、スレイマンの封印のやうな唇をしてゐる。
地獄 (新字旧仮名) / 神西清(著)
それは、顔から光を発しているかとおもわれるような子で、その容姿や動作が山の羚羊よりも軽やかだった。その子の現われたわけを、父はすぐ聞かされた。