“驢馬”の読み方と例文
読み方割合
ろば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうしてその紀行文を書いてゐる時の氏は、自由で、快活で、正直で、如何にも青いを得た驢馬のやうに、純真無垢な所があつた。
あの頃の自分の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ところどころにあるステーションだけにはさすがに樹木の緑があって木陰には牛や驢馬があまり熱帯らしくない顔をして遊んでいた。
旅日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
市街から離れた田舎道を、なお、山奥へ、樹々が枯色をした深い淋しい林へ、耳の長い驢馬に引かれた長い葬式の列が通っていた。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)