“艸”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くさ33.3%
さう33.3%
そう20.0%
ぐさ13.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“艸”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 工芸8.3%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
文学 > 日本文学 > 日本文学1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
さうしてその紀行文を書いてゐる時の氏は、自由で、快活で、正直で、如何にも青いくさを得た驢馬ろばのやうに、純真無垢な所があつた。
あの頃の自分の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
従つて僕自身の作品よりも寧ろ一時代の土の上にえた何本かのくさの一本である。
アヽ罪過が戯曲、小説に於ける地位、かくの如く重要なり。あへて罪過論をさうして世上のアンチ罪過論者にたゞす。
罪過論 (新字旧仮名) / 石橋忍月(著)
藤森氏の文は大家たいかたる宇野氏になん痛痒つうやうも与へぬであらう。だから僕は宇野氏の為にこの文をさうする必要を見ない。
解嘲 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
それで私は今なお病床にある身だが、衰弱を押してもあえて「日本の眼」と題する一文をそうして世に訴えたい志を起すに至った。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
お春は静かに次のへと退ったがしばしして、秋の空を思えとや、紫紺に金糸銀糸きんしぎんしもて七そうを縫った舞衣まいぎぬを投げかけ金扇きんせんかざして現われました。
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
さう云へば水の匀や芦の匀と一しよに、あの「スマトラの忘れなぐさの花」も、蜜のやうな甘い匀を送つて来はしないであらうか。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
が、此処ここに待つてゐても、唯芦と水とばかりがひつそりと拡がつてゐる以上、おれは進んで沼の中へ、あの「スマトラの忘れなぐさの花」を探しにかなければならぬ。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)