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痛痒
ふりがな文庫
“痛痒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つうよう
65.1%
いたがゆ
20.6%
つうやう
7.9%
いたみ
1.6%
うずき
1.6%
かゆ
1.6%
つうしやう
1.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つうよう
(逆引き)
一撃に敵を打ち倒すことには何の
痛痒
(
つうよう
)
も感じない代りに、
知
(
し
)
らず
識
(
し
)
らず友人を傷つけることには児女に似た恐怖を感ずるものである。
侏儒の言葉
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
痛痒(つうよう)の例文をもっと
(41作品)
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いたがゆ
(逆引き)
おなつは緊張から解かれ、失望と
安堵
(
あんど
)
とのいりまじった、
痛痒
(
いたがゆ
)
いような気持でそっとひきさがった、そして障子を閉めようとしたとき
契りきぬ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
痛痒(いたがゆ)の例文をもっと
(13作品)
見る
つうやう
(逆引き)
一撃に敵を打ち倒すことには何の
痛痒
(
つうやう
)
も感じない代りに、知らず識らず友人を傷けることには児女に似た恐怖を感ずるものである。
侏儒の言葉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
痛痒(つうやう)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
いたみ
(逆引き)
手芸を習ふか、縁付くか、どちらにしても、
確
(
しか
)
とした
談話
(
はなし
)
の纒まるそれまでは、かうして気楽に暮すがよい。たとへば二年三年でも、汝一人をかうして置くが、乃公の
痛痒
(
いたみ
)
になりはせぬ。
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
痛痒(いたみ)の例文をもっと
(1作品)
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うずき
(逆引き)
何の
痛痒
(
うずき
)
も感じないという。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
痛痒(うずき)の例文をもっと
(1作品)
見る
かゆ
(逆引き)
女なるものに対する極度な
愍
(
あわ
)
れみと厭わしさと面白さは、もちゃもちゃと頭の中で
絡
(
から
)
み合い
杵搗
(
きねつ
)
かれ、
痛痒
(
かゆ
)
いとも、哀れになつかしいとも何とも言いようのない妙な感じに捉われるのでした。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
痛痒(かゆ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つうしやう
(逆引き)
興
(
けう
)
に乗じて
横臥
(
わうぐわ
)
すれば、時々
笹蝨
(
ささむし
)
の
躰
(
たい
)
を
刺
(
さ
)
して眼を
覚
(
さ
)
ますあり、
痛痒
(
つうしやう
)
頗る
甚
(
はなはだ
)
し、之れ
笹
(
ささ
)
を臥床となすを以て、之に寄生せる
蝨
(
むし
)
の
這
(
は
)
ひ来れるなり、夜中吉田署長
急
(
きう
)
に病み、
脉搏
(
みやくはく
)
迅速にして
発熱
(
はつねつ
)
甚し
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
痛痒(つうしやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“痛痒”の意味
《名詞》
痛痒(つうよう)
痛みと痒み。
苦痛や障害。影響。
(出典:Wiktionary)
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
痒
漢検1級
部首:⽧
11画
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