“安堵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんど98.7%
おちつ0.4%
おちつい0.4%
アンド0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……だんだん、ぼくはかれが傷つけられてはいないこと、あるいはそう振舞ってくれていることに、ある安堵と信頼をきはじめた。
煙突 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
ヂュリ なに、あの、其方めで不思議安堵いた。て、母樣うてたも、父上御不興けたゆゑ、懺悔をしてしてはうとて、ロレンスどのゝ庵室へわしがんだと。
うむ、この方は何も別条は無い。やれこれで少しは安堵た。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
早々、城門ヲ開カレ、本領ノ安堵ヲコソ計ラセ給ヘ。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)