「山吹色の砂糖菓子か。なるほど、それだけの菓子があったら、日光御用は、誰にでもつとまるじゃろうからの、余も安堵いたした」
闇のなかでは、しかし、もしわれわれがそうした意志を捨ててしまうなら、なんという深い安堵がわれわれを包んでくれるだろう。
「かたじけない、かたじけない。それを聞いて大いに安堵いたしたが、じつは将軍家からお預かり中のお能面が紛失したのでござるわ」
“安堵”の意味
“安堵”の解説
安堵(あんど)とは、日本史において、主人が従者との主従関係や従者のもつ所領知行を承認する行為を指す概念。特に鎌倉後期以降は、その支配領域内人々の規制、所領知行の公的な認定を意味した。
(出典:Wikipedia)
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