“閲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けみ82.6%
えっ10.1%
えつ3.7%
へ1.8%
み1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝(あした)にはポヽロの廣こうぢに出でゝ、競馬の準備(こゝろがまへ)を觀、夕にはコルソオの大道をゆきかへりて、店々の窓に曝(さら)せる假粧(けしやう)の衣類を閲(けみ)しつ。
この暁方(あけがた)、清洲の城を出た時は、主従のわずか、六、七であったものが、今ここで閲(えっ)すれば、約三千に近い兵が数えられた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この自負心と自負心とが衝突して、両々相下(あいくだ)らざるの結果、ついに今日の如き、漠々三閲(えつ)年、なお結んで解けざるの戦雲を捲き起したでないか。
列強環視の中心に在る日本 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
それでなければ此アヲギリが日本へ這入つて来た後大分の年数も閲(へ)て来てゐるのであるから疾に全国的(人の栽植したものは別として)に拡がらねばならん理窟だのに
風に飜へる梧桐の実 (新字旧仮名) / 牧野富太郎(著)
春は肥馬強兵(ひばきょうへい)を閲(み)、夏は耕苗(こうびょう)を巡視し、秋は湖船をうかべ、冬は狩猟し、四時郊外に出て、民土の風に親しみ、かつは武威を宮外に示したものです。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)