“閲(み)” の例文
春は肥馬強兵(ひばきょうへい)を閲(み)、夏は耕苗(こうびょう)を巡視し、秋は湖船をうかべ、冬は狩猟し、四時郊外に出て、民土の風に親しみ、かつは武威を宮外に示したものです。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
八十一州の兵を閲(み)、君の大禄をいただきながら、荊州を攻め取るぐらいなこともできず、わらわの最愛な息女(むすめ)を囮(おとり)にして玄徳を誘(いざな)い、騙(だま)し討ちに殺して事を成そうとは……ええ、なんたる無能ぞ。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)