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『三斜晶系』
ふりがな文庫
『
三斜晶系
(
さんしゃしょうけい
)
』
一夢 七月二十七日は朝から実に忙しい日であった。朝起きるとから夜おそくまで入れ代わり立ち代わり人に攻められた。くたびれ果てて寝たその明け方にいろいろの夢を見た。 土佐の高知の播磨屋橋のそばを高架電車で通りながら下のほうをのぞくと街路が上下二 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「中央公論」1935(昭和10)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約29分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
頭
(
がしら
)
遼遠
(
りょうえん
)
煙草
(
たばこ
)
瑣末
(
さまつ
)
皿鉢
(
さらばち
)
緑屋
(
みどりや
)
藁帽
(
わらぼう
)
袴
(
はかま
)
詐
(
いつわ
)
辻
(
つじ
)
滑稽
(
こっけい
)
酒樽
(
さかだる
)
銀座
(
ぎんざ
)
闇
(
やみ
)
青森
(
あおもり
)
頻度
(
ひんど
)
高知
(
こうち
)
鷹揚
(
おうよう
)
尻
(
しり
)
信州
(
しんしゅう
)
土佐
(
とさ
)
堀川
(
ほりかわ
)
大阪
(
おおさか
)
大鰐
(
おおわに
)
媚
(
こ
)
宅
(
うち
)
安堵
(
あんど
)
代赭
(
たいしゃ
)
弟子
(
でし
)
憤懣
(
ふんまん
)
新宿
(
しんじゅく
)
明瞭
(
めいりょう
)
歪曲
(
わいきょく
)
沓掛
(
くつかけ
)
沙汰
(
さた
)
泥水
(
どろみず
)