“酒樽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかだる94.7%
しゆそん2.6%
たる2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肉襦袢の上に、紫繻子に金糸でふち取りをした猿股をはいた男が、鏡を抜いた酒樽の前に立ちはだかって、妙に優しい声でった。
踊る一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
吾人如何に寂寥の児たりとども、野翁酒樽の歌に和して、愛国の赤子たるに躊躇する者に無御座候
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
きっぱりとわせ、折鶴の紋のついた藤紫の羽織雪駄をちゃらつかせて、供の男に、手土産らしい酒樽を持たせ、うつむき勝ちに歩むすがたは、手嫋女にもめずらしいたけさを持っている。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)