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猿股
ふりがな文庫
“猿股”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さるまた
97.2%
キヤルソン
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さるまた
(逆引き)
私はそのとき自分の病室の窓から、向うのヴェランダに、その少年が
猿股
(
さるまた
)
もはかずに素っ裸になって日光浴をしているのを見つけた。
燃ゆる頬
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
肉襦袢
(
にくじゅばん
)
の上に、
紫繻子
(
むらさきじゅす
)
に金糸でふち取りをした
猿股
(
さるまた
)
をはいた男が、鏡を抜いた
酒樽
(
さかだる
)
の前に立ちはだかって、妙に優しい声で
云
(
い
)
った。
踊る一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
猿股(さるまた)の例文をもっと
(35作品)
見る
キヤルソン
(逆引き)
下では
色色
(
いろいろ
)
の煮物の鍋が口を
開
(
あ
)
いて湯気を立てて居る。上の綱から女の
襯衣
(
シユミイズ
)
や
猿股
(
キヤルソン
)
の雫が滴らないとは誰が保証しやう。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
猿股(キヤルソン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“猿股”の解説
猿股(さるまた)は、腰から股のあたりをおおうズボン形の男子用下着。猿又、申又とも書く。さるももひき。西洋ふんどし。
(出典:Wikipedia)
猿
常用漢字
中学
部首:⽝
13画
股
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“猿”で始まる語句
猿
猿轡
猿臂
猿若町
猿楽
猿猴
猿蓑
猿公
猿廻
猿楽町
“猿股”のふりがなが多い著者
小出楢重
与謝野寛
葉山嘉樹
江戸川乱歩
小山清
夏目漱石
織田作之助
海野十三
夢野久作
林芙美子