トップ
>
猿轡
ふりがな文庫
“猿轡”の読み方と例文
読み方
割合
さるぐつわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さるぐつわ
(逆引き)
こちとらの大家
様
(
さん
)
が高い家賃を取上げて
適
(
たまさか
)
に一杯飲ます、こりゃ何も
仁
(
なさけ
)
じゃねえ、いわば
口塞
(
くちふさぎ
)
の
賄賂
(
まいない
)
さ、
怨
(
うらみ
)
を聞くまいための
猿轡
(
さるぐつわ
)
だ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
教授に逢って二三世間話をし、その間に貴様が教授の
声色
(
こわいろ
)
や癖を研究する。それから突然二人で教授を縛り上げて
猿轡
(
さるぐつわ
)
をかませる。
稀有の犯罪
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
と驚く
隙
(
すき
)
もありません。
漸
(
やうや
)
く解いてもらつた繩をもう一度掛け直したばかりでなく、今度は念入りに
猿轡
(
さるぐつわ
)
まで噛ませて引摺り上げます。
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
猿轡(さるぐつわ)の例文をもっと
(100作品+)
見る
“猿轡”の解説
猿轡(さるぐつわ、英: gag)とは、声をたてさせないために布などを口に押し込んだり、かませたりするもの。
(出典:Wikipedia)
猿
常用漢字
中学
部首:⽝
13画
轡
漢検準1級
部首:⾞
22画
“猿”で始まる語句
猿
猿臂
猿股
猿若町
猿楽
猿猴
猿蓑
猿公
猿廻
猿楽町
“猿轡”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
浜尾四郎
三遊亭円朝
江戸川乱歩
国枝史郎
野村胡堂
作者不詳
小栗虫太郎
小酒井不木
中里介山