“仁”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
じん66.3%
ひと19.6%
ジン3.3%
かた1.1%
さね1.1%
なさけ1.1%
1.1%
にん1.1%
ひとし1.1%
まさ1.1%
(他:3)3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“仁”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲50.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸8.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
カピ妻 このじんはモンタギューの親戚しんせきゆゑ、贔屓心ひいきごゝろがさもないことまうさせまする。
「はっ」と云って式体しきたいしたが、「たとえいかなるごじんに致せ、刻限過ぎにござりますれば開門いたすことなりませぬ」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
粥河圖書は年齢としごろ二十六七で、色の白い人品じんぴんひとで、尤も大禄を取った方は自然品格が違います。
もしえ、あのれさッしゃるおひとは、澤山々々たんと/\貨幣ちんからにありつきますぞや。
あのジンに会うて来た者の話では、豬肥ヰノコゴえのした、唯の漢土モロコシびとぢやつたげなが、心はまるで、やまとのものと、一つと思ふが、お身なら、ウベナうてくれるだらうの。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あのジンに會うて來た者の話では、豬肥ヰノコヾえのした、唯の漢土モロコシびとぢやつたげなが、心はまるで、やまとのものと、一つと思ふが、お身なら、ウベナうてくれるだらうの。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
武「なにわしは医者じゃアないが、貴方は何かえ、此の長屋を支配なさる藤兵衞殿と仰しゃるかたかえ」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
例えば、十三人食卓に列するを忌み、金曜日に旅立ちするを嫌い、二個の包丁の食卓上に相交わり十字形をなすを不吉の兆しとし、プラムを食しそのさねの数をかぞえて吉凶を卜すとし、火箸を炉の前に立てて火をおこすマジナイと称する等、種々のことあり。
欧米各国 政教日記 (新字新仮名) / 井上円了(著)
叔父おじにさえあさましき難題なんだい云いかけらるゝ世の中に赤の他人でこれほどのなさけ、胸にこたえてぞっとする程うれし悲しく、せ返りながら、きっと思いかえして
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
中 なさけはあつき心念しんねん口演くえん
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
てんも暗号書の名で、天は普通暗号、仁は人事に関する暗号である。
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
橙紅色の丸薬のような実の落ち散ったのを拾って噛み砕くと堅い核の中に白いにんがあってそれが特殊な甘味をもっているのであった。
郷土的味覚 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
私は従弟にあたるひとしという二つ年下の子にあてた手紙を半紙に書いて、折り畳んでおもてに「いとこのひとしちゃんへ」と書いた。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
栗、きぬかつぎ、枝豆、そんなものでも持ちだしたかつたが、せめても、まさ坊がとつて來てくれたお花がきた。
おとづれ (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
まさしの両親とも日本橋生れで、なくなった母親は山王様の氏子うじこ此家こちらは神田の明神様の氏子、どっちにしても御祭礼おまつりにははばのきく氏子だというと
右の手高く振上ふりあげなたには鉄をも砕くべきが気高くやさしきなさけあふるるばかりたたゆる姿、さても水々として柔かそうな裸身はだかみ
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
阪田庄三郎なども彼にはニンにある役である。
随つて、上方芝居には珍しい程、ニンも、芸も、性格も、素直で、器量の飛び抜けて整つた——、さうして常に、先輩には一目さがりの礼譲を持し続けてあせらず、人を凌がうとせぬ政治郎福助を、女房役として為立てゝ行くことは、最気楽であつたらう。