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なさけ
ふりがな文庫
“なさけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ナサケ
語句
割合
情
90.9%
慈悲
1.5%
仁慈
0.9%
情愛
0.9%
仁
0.6%
仁情
0.6%
人情
0.6%
好情
0.6%
愛情
0.6%
慈愛
0.6%
親切
0.6%
厚情
0.3%
厚意
0.3%
同情
0.3%
哀
0.3%
情実
0.3%
愛
0.3%
▼ 他 14 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
情
(逆引き)
情
(
つれ
)
なかりし昔の報いとならば、此身を
千千
(
ちゞ
)
に
刻
(
きざ
)
まるゝとも
露壓
(
つゆいと
)
はぬに、
憖
(
なまじ
)
ひ
仇
(
あだ
)
を
情
(
なさけ
)
の御言葉は、心狹き妾に、恥ぢて死ねとの御事か。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
なさけ(情)の例文をもっと
(50作品+)
見る
慈悲
(逆引き)
クレーヴシン ああ王さま、
慈悲
(
なさけ
)
を御存じありませぬか?
ウスナの家
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
なさけ(慈悲)の例文をもっと
(5作品)
見る
仁慈
(逆引き)
鉄が親の気持もよかろし汝の寝覚めもよいというものだと心づけて下すったその時は、ああどうしてこんなに
仁慈
(
なさけ
)
深かろとありがたくてありがたくて私は泣きました
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なさけ(仁慈)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
情愛
(逆引き)
いかに
伐
(
き
)
って
抛
(
な
)
げ出したような
性質
(
もちまえ
)
がさする返答なればとて、十兵衛厭でござりまするとはあまりなる
挨拶
(
あいさつ
)
、
他
(
ひと
)
の
情愛
(
なさけ
)
のまるでわからぬ土人形でもこうは云うまじきを
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なさけ(情愛)の例文をもっと
(3作品)
見る
仁
(逆引き)
叔父
(
おじ
)
にさえあさましき
難題
(
なんだい
)
云い
掛
(
かけ
)
らるゝ世の中に赤の他人で
是
(
これ
)
ほどの
仁
(
なさけ
)
、胸に
堪
(
こた
)
えてぞっとする程
嬉
(
うれ
)
し悲しく、
咽
(
む
)
せ返りながら、
吃
(
きっ
)
と思いかえして
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なさけ(仁)の例文をもっと
(2作品)
見る
仁情
(逆引き)
百両の金が何で
要
(
い
)
るか知らぬがあれ程の
悌順
(
やさしい
)
女を金に
易
(
かえ
)
らるゝ者と思うて居る貴様の心がさもしい、珠運という御客様の
仁情
(
なさけ
)
が
半分汲
(
く
)
めたならそんな事
云
(
い
)
わずに
有難涙
(
ありがたなみだ
)
に
咽
(
むせ
)
びそうな者。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なさけ(仁情)の例文をもっと
(2作品)
見る
人情
(逆引き)
私はもしものことがあれば親方や姉御のためと云や黒煙の
煽
(
あお
)
りを食っても飛び込むぐらいの了見は持って居るに、畜生ッ、ああ
人情
(
なさけ
)
ない野郎め、のっそりめ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なさけ(人情)の例文をもっと
(2作品)
見る
好情
(逆引き)
親切の上親切を尽してわが知恵思案を凝らせし絵図までやらんというものを、むげに返すか慮外なり、何ほど
自己
(
おのれ
)
が
手腕
(
うで
)
のよくて
他
(
ひと
)
の
好情
(
なさけ
)
を無にするか
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なさけ(好情)の例文をもっと
(2作品)
見る
愛情
(逆引き)
人間の夢も
愛情
(
なさけ
)
も亡びなむこの
地球
(
ほし
)
の
運命
(
さだめ
)
かなしと思ふ
和歌でない歌
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
なさけ(愛情)の例文をもっと
(2作品)
見る
慈愛
(逆引き)
是非
先方
(
むこう
)
より
頭
(
かしら
)
を低くし身を
縮
(
すぼ
)
めて
此方
(
こち
)
へ相談に来たり、何とぞ半分なりと仕事をわけて下されと、今日の上人様のお
慈愛
(
なさけ
)
深きお言葉を頼りに泣きついても頼みをかけべきに、何としてこうは遅きや
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なさけ(慈愛)の例文をもっと
(2作品)
見る
親切
(逆引き)
親方一人でお建てなされ、私は馬鹿で終りまする、と皆まで云わせず源太は怒って、これほど事を分けて云う我の
親切
(
なさけ
)
を無にしてもか。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なさけ(親切)の例文をもっと
(2作品)
見る
厚情
(逆引き)
へい/\
有難
(
ありがた
)
う
存
(
ぞん
)
じます、
何
(
ど
)
うも
折角
(
せつかく
)
のお
厚情
(
なさけ
)
でございますから、
御遠慮
(
ごゑんりよ
)
申上
(
まうしあげ
)
ませぬでお
言葉
(
ことば
)
に
従
(
したが
)
つて、
御免
(
ごめん
)
を
蒙
(
かうむ
)
ります。主「どうもお
人品
(
ひとがら
)
なことだ、
違
(
ちが
)
ふのうー……さア/\
此方
(
こつち
)
へお
入
(
はい
)
り。 ...
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
どうも
何
(
なに
)
から
何
(
なに
)
までお
厚情
(
なさけ
)
に
預
(
あづ
)
かりまして、
有難
(
ありがた
)
う
存
(
ぞん
)
じます。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なさけ(厚情)の例文をもっと
(1作品)
見る
厚意
(逆引き)
その以前から
忰
(
せがれ
)
の縁で、お絹にも
厚意
(
なさけ
)
を受けた。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なさけ(厚意)の例文をもっと
(1作品)
見る
同情
(逆引き)
「姉と妹二人きりになったのです。故郷の人達の
同情
(
なさけ
)
に依って、何とか生活して行く道はあるでしょうが、身体だけは
何
(
ど
)
うか
大切
(
だいじ
)
にして下さい。この上、あなたかお妹さんでも病気になると、それこそ取返しが付きませんからね…………」
友人一家の死
(新字新仮名)
/
松崎天民
(著)
なさけ(同情)の例文をもっと
(1作品)
見る
哀
(逆引き)
冬の最中に、銃の手入をするのが一番つらかったと云った、
赤切
(
あかぎ
)
れから血がながれて一生懸命に掃除をする銃身を片はじから汚して行く時の
哀
(
なさけ
)
なさと云うものはない。
農村
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
なさけ(哀)の例文をもっと
(1作品)
見る
情実
(逆引き)
「我が家におかえり下さらぬか。我が家はそなたの家も同様なのだ。もう
情実
(
なさけ
)
は負わなくともいい、
潔
(
いさぎよ
)
くお越しあれ。」
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
なさけ(情実)の例文をもっと
(1作品)
見る
愛
(逆引き)
姉は物も言わんで、
微笑
(
ほほえ
)
んで、
彼
(
あ
)
のうるんだ
愛
(
なさけ
)
の籠る
眸
(
ひとみ
)
で、二郎を
打眺
(
うちなが
)
めている。二郎は姉の
袂
(
たもと
)
にしかと
縋
(
すが
)
り付いたまま、もうもう決して決して、放さないと決心したのである。
稚子ヶ淵
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なさけ(愛)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
いつくしみ
こころ
おもひ
いと
こゝろざし
がな
こころざし
かな
あい
やさ