トップ
>
慈愛
ふりがな文庫
“慈愛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じあい
55.6%
いつくしみ
14.8%
いつくし
7.4%
なさけ
7.4%
じあひ
3.7%
じさい
3.7%
じひ
3.7%
めぐみ
3.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じあい
(逆引き)
教授は、したゝるような父親の
慈愛
(
じあい
)
の眼で娘の方を見やったが再び芸術家によくある美の讃美に熱中しているときの
決闘眼
(
はたしめ
)
で新吉に迫った。
巴里祭
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
慈愛(じあい)の例文をもっと
(15作品)
見る
いつくしみ
(逆引き)
子の
慈愛
(
いつくしみ
)
、老いたる父の敬ひ、またはペネローペを喜ばしうべかりし
夫婦
(
めをと
)
の愛すら 九四—九六
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
慈愛(いつくしみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
いつくし
(逆引き)
だがそれにしても素姓の知れない彼のような山の子を、
慈愛
(
いつくし
)
み育てた養父の恩は誠に深いものである。しかるに彼はその養父を
非業
(
ひごう
)
に死なせてしまったのである。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
慈愛(いつくし)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
なさけ
(逆引き)
平常
(
ふだん
)
気の知れぬ夫の傍に居て、口さがなき
下婢
(
げじよ
)
の手前などに気をかね、一途に気を張詰めたる身ですから、たまたま嬉しき母の
詞
(
ことば
)
を聞いてはしみじみ母の
慈愛
(
なさけ
)
が身に徹して、イイエ、なに
こわれ指環
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
慈愛(なさけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
じあひ
(逆引き)
さりとて
今更
(
いまさら
)
問
(
と
)
はんもうしろめたかるべしなんど、
迷
(
まよ
)
ひには
智惠
(
ちゑ
)
の
鏡
(
かゞみ
)
も
曇
(
くも
)
りはてゝや、五
里
(
り
)
の
夢中
(
むちう
)
に
彷徨
(
さまよひ
)
しが、
流石
(
さすが
)
に
定
(
さだ
)
むる
所
(
ところ
)
ありけん、
慈愛
(
じあひ
)
二となき
母君
(
はゝぎみ
)
に、
一日
(
あるひ
)
しか/″\と
打明
(
うちあ
)
けられぬ
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
慈愛(じあひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
じさい
(逆引き)
医師の
標札
(
ひょうさつ
)
の出ているドアの
呼
(
よ
)
びりんをおせば、
知識
(
ちしき
)
があり
慈愛
(
じさい
)
深い人にかならず会うことができる。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
慈愛(じさい)の例文をもっと
(1作品)
見る
じひ
(逆引き)
春枝夫人
(
はるえふじん
)
は
世
(
よ
)
にすぐれて
慈愛
(
じひ
)
に
富
(
と
)
める
人
(
ひと
)
、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は
彼等
(
かれら
)
の
間
(
あひだ
)
に
此上
(
こよ
)
なく
愛
(
めで
)
重
(
おもん
)
せられて
居
(
を
)
つたので、
誰
(
たれ
)
とて
袂別
(
わかれ
)
を
惜
(
をし
)
まぬものはない、
然
(
しか
)
し
主人
(
しゆじん
)
の
濱島
(
はまじま
)
は
東洋
(
とうやう
)
の
豪傑
(
がうけつ
)
風
(
ふう
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
慈愛(じひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
めぐみ
(逆引き)
功名富貴
(
こうめいふうき
)
はいふに
足
(
た
)
らず。吾いま
母公
(
ぼこう
)
の
慈愛
(
めぐみ
)
をかうむり、
四八
賢弟
(
けんてい
)
の
敬
(
ゐや
)
を納むる、何の
望
(
のぞみ
)
かこれに過ぐべきと、よろこびうれしみつつ、又
日来
(
ひごろ
)
をとどまりける。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
慈愛(めぐみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“慈愛(慈(仏教))”の解説
慈(じ、pi: mettā 、sa: maitrī 、en: loving-kindness)とは、仏教の概念で人々(生きとし生けるもの)に深い友愛の心、慈しみの心を持つこと。また、それらに楽を与えたいという心を持つこと。「抜苦与楽」の「与楽」に相当する。慈愛(じあい)とも訳される。
四無量心(四梵住)としてまとめられる4つ徳目「慈・悲・喜・捨」(じ・ひ・き・しゃ)の最初の1つ。
(出典:Wikipedia)
慈
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
“慈愛”の類義語
愛
愛情
愛着
好意
好き
“慈”で始まる語句
慈
慈悲
慈姑
慈母
慈善
慈悲深
慈善市
慈眼
慈円
慈父
検索の候補
御慈愛
“慈愛”のふりがなが多い著者
押川春浪
三島霜川
下村湖人
アリギエリ・ダンテ
清水紫琴
樋口一葉
吉田甲子太郎
作者不詳
正宗白鳥
幸田露伴