“豪傑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごうけつ76.7%
がうけつ23.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしそのも出来る事なら、生みの親に会わせてやりたいと云うのが、豪傑ごうけつじみていてもじょうもろい日錚和尚の腹だったのでしょう。
捨児 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
可児才蔵かにさいぞうという豪傑ごうけつでござる。わたくしじまんの家来、ちかごろのほりだし者と、ひそかに鼻を高くしておるほどの者でござりまする」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
原田氏はらだし星亨氏ほしとほるし幕下ばつか雄將ゆうしやうで、關東くわんとうける壯士さうし大親分おほおやぶんである。嶺村みねむら草分くさわけ舊家きうけであるが、政事熱せいじねつ大分だいぶのきかたむけたといふ豪傑がうけつ
人のうれひを憂ひ人のたのしみを樂むは豪傑がうけつ好義かうぎの情なり然ば與惣次は如何にもして此無實むじつの罪をき命を助せんと種々しゆ/″\心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)