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『捨児』
ふりがな文庫
『
捨児
(
すてご
)
』
「浅草の永住町に、信行寺と云う寺がありますが、——いえ、大きな寺じゃありません。ただ日朗上人の御木像があるとか云う、相応に由緒のある寺だそうです。その寺の門前に、明治二十二年の秋、男の子が一人捨ててありました。それがまた生れ年は勿論、名前を …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮」1920(大正9)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
怖
(
ご
)
百
(
ひゃっ
)
上
(
うわ
)
怖
(
こ
)
下
(
さが
)
後
(
ご
)
相応
(
そうおう
)
堪
(
こら
)
取付
(
とっつ
)
楼
(
たかどの
)
尊
(
たっと
)
抱
(
だ
)
懇
(
ねんごろ
)
日
(
にち
)
一言
(
いちごん
)
情
(
じょう
)
品
(
ひん
)
質
(
ただ
)
後
(
のち
)
消息
(
しょうそく
)
忙
(
いそが
)
間
(
あいだ
)
剥
(
む
)
今日
(
きょう
)
睫毛
(
まつげ
)
私
(
わたし
)
法衣
(
ころも
)
疫痢
(
えきり
)
看経
(
かんきん
)
癇癖
(
かんぺき
)
畸人
(
きじん
)
由緒
(
ゆいしょ
)
生憎
(
あいにく
)
深川
(
ふかがわ
)
浅草
(
あさくさ
)
洩
(
も
)
注
(
つ
)
頷
(
うなず
)
蟠
(
わだかま
)
露
(
あら
)
阿母
(
おっか
)
間
(
ま
)
量見
(
りょうけん
)
遮
(
さえぎ
)
退
(
の
)
豪傑
(
ごうけつ
)
諦
(
あきら
)
読経
(
どきょう
)
西辰
(
にしたつ
)
空
(
そら
)
蜜柑
(
みかん
)
蕩尽
(
とうじん
)
草履
(
ぞうり
)
膝
(
ひざ
)
脆
(
もろ
)
罹
(
かか
)
繁昌
(
はんじょう
)
緒
(
お
)
絞
(
しぼ
)
呆気
(
あっけ
)
守
(
も
)
委細
(
いさい
)
好
(
い
)
女気
(
おんなけ
)
天竺
(
てんじく
)
噤
(
つぐ
)
嘘
(
うそ
)
啜
(
すす
)
和尚
(
おしょう
)
床
(
とこ
)
叮嚀
(
ていねい
)
半年
(
はんとし
)
匇々
(
そうそう
)
勧
(
すす
)
勤
(
つと
)
体中
(
からだじゅう
)
今日
(
こんにち
)
交
(
まじ
)
中啓
(
ちゅうけい
)
揚句
(
あげく
)
残酷
(
ざんこく
)
歿
(
な
)
正気
(
しょうき
)
横浜
(
よこはま
)
樒
(
しきみ
)
楯
(
たて
)
条
(
すじ
)
朱骨
(
しゅぼね
)
札
(
ふだ
)
水晶
(
すいしょう
)
捨児
(
すてご
)
挨拶
(
あいさつ
)
所以
(
ゆえん
)
情
(
なさけ
)
急須
(
きゅうす
)
念珠
(
ねんじゅ
)
後
(
あと
)
廊下
(
ろうか
)
庫裡
(
くり
)