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噤
ふりがな文庫
“噤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つぐ
99.0%
きん
0.3%
つ
0.3%
つく
0.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぐ
(逆引き)
もし運命が許したら、私は
今日
(
こんにち
)
までもやはり口を
噤
(
つぐ
)
んで居りましたろう。が、
執拗
(
しつおう
)
な第二の私は、
三度
(
さんど
)
私の前にその姿を現しました。
二つの手紙
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
噤(つぐ)の例文をもっと
(50作品+)
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きん
(逆引き)
我輩とても敢て多弁を好むに非ざれども、唯
徒
(
いたずら
)
に婦人の口を
噤
(
きん
)
して
能事
(
のうじ
)
終るとは思わず。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
噤(きん)の例文をもっと
(1作品)
見る
つ
(逆引き)
「そんな事だろうと思っていた。もう彼奴はそこへは帰らないでしょう」赤星はそれなり口を
噤
(
つ
)
ぐんで考え込んでいたが、ふと顔を上げると少し改った口調で
鳩つかひ
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
噤(つ)の例文をもっと
(1作品)
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つく
(逆引き)
「何うせ、
人生
(
じんせい
)
ツてものは淋しいものさ。不幸なことを謂や僕なんか
随分
(
ずいぶん
)
………」と謂ひかゝツて、ふと口を
噤
(
つく
)
むでお房は氣の無い顏で外の方を
眺
(
なが
)
めてゐる。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
噤(つく)の例文をもっと
(1作品)
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噤
漢検1級
部首:⼝
16画
“噤”を含む語句
御噤
口噤
噤黙
“噤”のふりがなが多い著者
林不忘
中里介山
小酒井不木
石川啄木
中島敦
薄田泣菫
佐々木邦
正宗白鳥
佐左木俊郎
谷崎潤一郎