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『二つの手紙』
ふりがな文庫
『
二つの手紙
(
ふたつのてがみ
)
』
ある機会で、予は下に掲げる二つの手紙を手に入れた。一つは本年二月中旬、もう一つは三月上旬、——警察署長の許へ、郵税先払いで送られたものである。それをここへ掲げる理由は、手紙自身が説明するであろう。 第一の手紙 ——警察署長閣下、 先ず何より …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「黒潮」1917(大正6)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約40分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
故
(
ことさら
)
執拗
(
しつおう
)
行
(
おこない
)
優
(
ゆう
)
幻覚
(
ハルシネエション
)
下
(
しも
)
可
(
べか
)
下
(
もと
)
窘
(
くるし
)
予
(
よ
)
可
(
べ
)
如何
(
いかが
)
後
(
うしろ
)
御
(
お
)
折釘
(
おりくぎ
)
昨日
(
さくじつ
)
未
(
いまだ
)
某
(
ぼう
)
三度
(
さんど
)
中
(
なか
)
亀裂
(
きれつ
)
何故
(
なにゆえ
)
傍
(
かたわら
)
冥助
(
めいじょ
)
切
(
せつ
)
己
(
おれ
)
後
(
のち
)
徒
(
いたずら
)
悪
(
にく
)
惧
(
おそれ
)
描
(
えが
)
数
(
すう
)
日数
(
にっすう
)
木樵
(
きこ
)
甚
(
はなはだ
)
睦
(
むつま
)
私
(
わたくし
)
自
(
おのずか
)
譏
(
そしり
)
貞操
(
ていそう
)
賭
(
と
)
頭痛
(
ずつう
)
一人
(
ひとり
)
一切
(
いっさい
)
一瞥
(
いちべつ
)
一間
(
ひとま
)
不確
(
ふたしか
)
中
(
うち
)
主権
(
しゅけん
)
今日
(
こんにち
)
伏眼
(
ふしめ
)
何故
(
なぜ
)
促
(
うなが
)
俄
(
にわか
)
俚謡
(
りよう
)
傲慢
(
ごうまん
)
先払
(
さきばら
)
冗漫
(
じょうまん
)
冷汗
(
ひやあせ
)
凌辱
(
りょうじょく
)
匇々
(
そうそう
)
午頃
(
ひるごろ
)
可笑
(
おか
)
呪
(
のろ
)
咫尺
(
しせき
)
唐紙
(
からかみ
)
唯一
(
ゆいいつ
)
啜
(
すす
)
喋々
(
ちょうちょう
)
嘲
(
あざけ
)
噤
(
つぐ
)
夕飯
(
ゆうめし
)
外
(
ほか
)
夥
(
おびただ
)
大方
(
おおかた
)
如何
(
いか
)
姦通
(
かんつう
)
容子
(
ようす
)
寛永
(
かんえい
)
小用
(
こよう
)
居
(
お
)
屡々
(
しばしば
)
岐路
(
きろ
)
廊下
(
ろうか
)
御
(
ご
)
御完
(
おまっと
)
御署
(
おんしょ
)
思召
(
おぼしめ
)
怠慢
(
たいまん
)
恰
(
あたか
)
惹
(
ひ
)
懸念
(
けねん
)
手短
(
てみじか
)
捏造
(
ねつぞう
)
掛念
(
けねん
)
接吻
(
せっぷん
)
揮
(
ふる
)
擱
(
お
)
昂進
(
こうしん
)
昭代
(
しょうだい
)