“手短”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てみじか71.4%
てみじ25.0%
てみぢ3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取するばかり手短てみじかの話が先斯した處だ何れなりとも御望み次第どうだネ旅のしう其懷ろは御前が彼の飯盛の揚代あげだいはらふ時篤と見て置夫故跡を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
これこそ、時限じげん暗号というもので、音と音との間隔が、暗号数字になっているのであった。私は白木の傍へとんでいって、手短てみじかにこれを報告した。
暗号音盤事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かすみ千鳥ちどりなどゝ奇麗事きれいごとではひませぬほどに、手短てみぢかにまうさうなら提燈てうちん釣鐘つりがね大分だいぶ其處そこへだてが御座ござりまするけれど、こひ上下じやうげものなれば、まあ出來できたとおぼしめしますか
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)