“衆”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しゅ31.1%
しゅう20.4%
みんな8.4%
しゆ7.2%
みな6.0%
しう5.4%
おお4.8%
しゆう4.2%
ひと4.2%
おほ1.8%
(他:11)6.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“衆”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸29.0%
文学 > 中国文学 > 小説 物語8.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
幸「若いしゅ、湯にも這入るだろうが、ゆっくり今夜泊って、旨い物でも食わせるから彼方あっち座敷つぼに居ねえ」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
一体芸者しゅは朝寝ですが、其の日は心がけて早く起き、まだ下女が焚付たきつけて居て御飯ごぜんも出来ないくらいの所へ、
「ウーム、徳川家とくがわけしゅう浜松はままつの衆、出合であえッ、出合えッ、狼藉者ろうぜきものだ、狼藉だ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼に四人の子がある。韓瑛かんえい韓瑤かんよう韓瓊かんけい韓琪かんき、みな弓馬に達し、力しゅうに超えていた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お島が入っていった時分には、もうみんな弓張提灯ゆみはりぢょうちんなどをともして、一同引揚げていったあとであった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
お島はそう言って、この商売をはじめた自分の行立ゆきたてを話して、みんなを面白がらせながら、二時間も話しこんでいた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
それをわかしゆ揶揄半分からかひはんぶんみちひらいてやらうとしてはるまいとしてさわいだのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
町内ちやうないわかしゆ陣取ぢんどつて、將棋しやうぎをさす、つ。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
だからみなが罷業の継続を主張すると、彼はまだ一度もその場に臨んだことはないが、しんから悦服して公共の決議を守った。
端午節 (新字新仮名) / 魯迅(著)
白雪 ええ、うらめしい……この鐘さえなかったら、(とじって、すらりと立直り)みなに、ここへ来いとお言い。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「いや/\、それはそれ、これはこれ、たゞ些少ほんこゝろざしですから。……さあ/\わかしうかるをさめて。」
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
また生命いのちかまはずにツたしうなら、かぜかうが、ふねかへらうが
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
おおく諸侯を建て、分ちて子弟を王とすれば、皇族天下に満ちて栄え、人臣いきおいを得るのすき無し。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
賈誼かぎ曰く、天下の治安をほっするは、おおく諸侯を建てゝその力をすくなくするにくは無しと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
金兵衛きんべゑさんにこれだけ残余あとはお長家ながやしゆうへツて、施与ほどこしでもするのか
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
わかしゆうは三にん後姿うしろすがた
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
一人やなんぞ、気にもしないで、父子おやこは澄まして、ひとの我に対する表敬の動揺どよめきを待って、傲然ごうぜんとしていた。
ひとの忌む処、かえって、底の見えない、霊験ある趣を添えて、誰もその易者が榎の下に居るのを怪しまぬけれども
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
學校の書生おほしといへども、その家世、その才智、並に人に優れたるは、ベルナルドオといふ人なりき。
おほくして我寡くば、先づ其生を謀り、我衆くして彼寡くば、努めて其勢を張る。
囲碁雑考 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「あんただって、友田さんでも、ドテラ婆さんでもないじゃないか。それとも、その伝馬船の人たちは、平尾組の若いかね?」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
「吉田磯吉親分がな——この組に、玉井金五郎、森新之助、ちゅう二人の若いが居るそうなが、逢いたい、といいなさるんじゃ」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
「お武家様、泊るなら、こっちへ」
三人の相馬大作 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
『婦人公論』の正月号にね、近角常観という坊さんが(禅)「一心正念にして直に来れ。我く汝を護らん。べて水火の二河に堕せんことを畏れざれ」という文句の解説をやって時局的な意味をつけていたが、洒落れた字のつかいかたを昔の人はやっております。
ただちに、僧をあつめて、大鐘を下し、その内に、安珍を納した。
京鹿子娘道成寺 (新字新仮名) / 酒井嘉七(著)
うなればといって御新造ごしんぞという訳ではなし、へえ/\云ってしゅうとの機嫌も取らなければならんから実は江戸へき度いというから、然うなれば何故一角先生の処へいかぬ、むこうなんでも大先生、弟子も出這入り
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
すると、その様子などには目もくれないで、ひとり無念そうにたたずんでいた孫兵衛は、じゅうみな、有村の自殺に気をとられている隙をみて、
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なかまのものも亦うちはやしぬ。
『聊斎志異』より (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
木津ではワカシユの団体たる若中ワカナカの上に、兄若アニワカシユと云ふ者があつた。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
唯前にいうた、生長の途中に在るわたしとしては、甚利己的にとられ相な言ひ分ですが、會員を上にする前に、先わたしから上衆にならねばならぬ、と思ひます。
茂吉への返事 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)