“シユ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:しゆ
語句割合
50.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
民政ノ要ハ、寡欲クワヨク公平ニアリ。——北条氏モ中興ノシユハ、自ラ質粗ト武朴ブボクヲ守リ、官ハ従四位ヨリ以上ヲ望マズ、領ハ武蔵、相模ノ二国ニ限リ、唯、努メテ北人固有ノ剛健ニタノム。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
王朝を通じて都の官人が地方人の妻女に対して理不尽と見える行ひをして居たのは、地方人が都の貴人のシユを家の血の中に容れようとしたからと解するのは、結果から言ふ事である。
木津ではワカシユの団体たる若中ワカナカの上に、兄若アニワカシユと云ふ者があつた。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)