『「とこよ」と「まれびと」と』

稀に来る人と言ふ意義から、珍客をまれびとと言ひ、其屈折がまらひと・まらうどとなると言ふ風に考へて居るのが、従来の語原説である。近世風に見れば、適切なものと言はれる。併し古代人の持つて居た用語例は、此語原の含蓄を拡げなくては、釈かれない。 と …

著者	折口信夫
ジャンル	社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 民間信仰・迷信［俗信］
ジャンル	文学 > 日本文学 > 日本文学
文字種別	新字旧仮名
読書目安時間	約30分（500文字/分）
朗読目安時間	約50分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

彼方（オチカタ） 祖父（オシユマイ） 会（ト） 原（ハラ） 種（シユ） 幽（カク） 透（スカ） 現（ア） 継（ツ） 人（ビト） 純（ウブ） 人（ヒト） 家主（イヘヌシ） 齢（ヨハヒ） 年（トシ） 現（ウツ） 祖母（アツパア） 処（か） 妻（メ） 愛敬（アイギヤウ） 招（ヲ） 底（スク） 白鳥（シラトリ） 神主（シンシユ） 蒲葵（ビラウ） 些（いささか） 御歳（ミトシ） 押（オソ） 祟（タヽ） 祖々（オヤオヤ） 齢（ヨ） 併（なら） 身（ミ） 即（すなはち） 止（とど） 東人（アヅマド） 海驢（ミチ） 鵠（クヾヒ） 世（ヨ） 大伴（オホトモ） 斥（サ） 根（ネ） 坂上（サカノヘ） 幽界（カクリヨ） 年棚（トシダナ） 高天（タカマ） 采女（ウネメ） 郎女（イラツメ） 吐息（ナゲキ） 天降（アモ） 常世（トコヨ） 常闇（トコヤミ） 海阪（ウナザカ） 反閇（ヘンバイ） 旦（あした） 大世（オホヨ） 序（ついで） 屡（しばしば） 顕界（ウツシヨ） 洲浜（スハマ）