“御歳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みとし33.3%
おとし16.7%
おんとし16.7%
みとせ16.7%
ミトシ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
讃岐さぬき琴平ことひらに多くう(『郷土研究』二巻三号、三浦魯一氏報)、『古語拾遺』に、白鶏、白猪、白馬もて御歳みとしの神を祭ると見え、『塩尻』四に〈『地鏡』に曰く
カムヌナカハミミの命は、天下をお治めになりました。すべてこのカムヤマトイハレ彦の天皇は、御歳おとし百三十七歳、御陵は畝傍山の北の方の白檮かしにあります。
そうして左の手に数珠じゅずを持たれて居る。御歳おんとしはその時二十六歳で今は二十八歳。御身おんみたけは五尺七寸位ございます。チベットでは余り大きい方ではございませんけれども
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
本邦では普通に馬牛を食うを古来忌んだようだが、『古語拾遺』に白猪、白馬、白鶏を御歳みとせすなわち収穫の神にたてまつってその怒りを解く事あり。
即後世神の職掌分化して御歳ミトシ神と命けた「田の神」を祭る式の附属の様に見えるが、やはり此精霊を祀るのでなく、常世神を迎へたのであらう。