“讃岐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さぬき95.7%
さぬきの4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一四あしがちる難波なにはて、一五須磨明石の浦ふく風を身に一六しめつも、行々一七讃岐さぬき真尾坂みをざかはやしといふにしばらく一八つゑとどむ。
そののち新院しんいんはおとらわれになって、讃岐さぬきくにながされ、頼長よりながげて途中とちゅうだれがたともしれないられてにました。
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
彼と同車で引き廻されるはずであった讃岐さぬきの中将は、病気のため、また内蔵頭信基くらのかみのぶもとは傷を負っていたために、その列から外された。
平大納言をはじめ、内蔵頭信基くらのかみのぶもと讃岐さぬきの中将時実ときざねの三人が衣冠束帯で御輿みこしのお供をし、武装した兵たちが囲りを警護していった。