“海驢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あしか54.5%
あじか18.2%
ミチ18.2%
みち9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかには、海豹、海驢(あしか)、緑海豹(グリーン・シール)など十匹ほどのものが、鰭(ひれ)で打ちあいウオーウオーと咆(ほ)えながら、狭いなかを捏(こ)ねかえすような壮観だ。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
海驢(あじか)の皮八枚を敷き、その上に絹(きぬ)の敷物を八枚敷いて、御案内申し上げ、澤山の獻上物を具えて御馳走して、やがてその女トヨタマ姫を差し上げました。
海驢(ミチ)の皮畳を重ね敷いた宮殿に居て、歓楽の限りを味ひながら、大き吐息(ナゲキ)一つしたと言ふのは、万葉歌人に言はせれば、浦島同様「鈍(オゾ)や。此君」と羨み嗤ひをするであらう。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ここに海(わた)の神みづから出で見て、「この人は、天つ日高の御子、虚空つ日高なり」といひて、すなはち内に率て入れまつりて、海驢(みち)の皮の疊八重一一を敷き、また絁(きぬ)疊八重一二をその上に敷きて