“絹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きぬ84.6%
ぎぬ4.6%
シルク3.1%
リボン1.5%
いと1.5%
かいこ1.5%
すずし1.5%
もみ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『おさん!』とはずげた。おはにつこりつて、さつとめて、をした。とのる/\ざかつた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
几帳のを引き上げて源氏が中を見ると、夫人は美しい顔をして、そして腹部だけが盛り上がった形で寝ていた。
源氏物語:09 葵 (新字新仮名) / 紫式部(著)
それでもその顔色はまただんだんに悲しみの色になり、眼には涙を宿して、のちには寝台の上に身を投げ出してのクッションに身を隠すように俯伏した。
とんとんと二段踏むと妹の御太鼓奇麗に見える。三段目に水色のが、横に傾いて、ふっくらした片頬が入口の方に向いた。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
私が書物ばかり買うのを見て、奥さんは少し着物をえろといいました。私は実際田舎で織った木綿ものしかもっていなかったのです。そのの学生はった着物を肌に着けませんでした。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
!」庄太郎が、にやにやして、「いいものが手に入ったぜ。さあ、これからおいらの家は、金持ちになる。おいらなんか、おぐるみで、あっはっはっは——。」
例えば毒殺の嫌疑を受けた十六人の女中が一室に監禁され、明日残らず拷問するとされる、そうして一同新調ののかたびらを着せられて幽囚の一夜を過すことになる。
西鶴と科学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
木枯にいたんだ筒井の顔は、の裏をひるがえすように美しいくれないであった。美しすぎるのに貞時の心づかいがあったのだが、筒井は笑ってやはりめなかった。
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)