“禮”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
れい86.1%
ゐや13.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もおいとひ無くて態々わざ/\と娘のつとめ先までも御連れ下さる御心切御れいの申上樣も御座らぬ迄に有難う存じますると云ふをきゝ三次はかぶりを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
『おきぬさん!』とぼくおもはずげた。おきぬはにつこりわらつて、さつとかほあかめて、れいをした。ひとくるまとのあひだる/\とほざかつた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
次に佐佐宜の王は、伊勢の神宮をいつきまつりたまひき。この御世に、竺紫つくしの君石井いはゐ、天皇の命に從はずしてゐや無きこと多かりき。
老いたる教師ハツバス・ダアダアのボルゲエゼ家の車のしるしに心づきて、蹣跚まんさんたる歩をとゞめ我等をゐやしたるは、おもはずなる心地せらる。