“不禮”の読み方と例文
新字:不礼
読み方割合
ぶれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
知ぬ人非人なりとのゝしりけるに三郎兵衞大いに怒り人非人とは不禮ぶれい千萬と云樣いひざま銀煙管ぎんぎせるを以て四郎右衞門のかしら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其時そのとき荒坊主あらばうず岸破がば起上おきあがり、へさき突立つゝたツて、はつたとけ、「いかに龍神りうじん不禮ぶれいをすな、このふねには文覺もんがく法華ほつけ行者ぎやうじやつてるぞ!」と大音だいおんしかけたとふ。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
最早もはや日本につぽんむかつて不禮ぶれいくわふるからずとまで、戰慄せんりつ恐懼きやうくするほど大軍器だいぐんき發明はつめいえうするともうしたことを、かのときは、きみたん快哉くわいさいさけんだのみ、わたくしいつ希望きぼうとして、ふかむねそこひそめてつたが