“法華”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほっけ62.5%
ほつけ31.3%
ほけ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヘイ、そのさきに寺がめいます、森の上からお堂の屋根がめいましょう。法華ほっけのお寺でございます。あっこはもう勝山かつやまでござります、ヘイ
河口湖 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
聖教量しやうげうりやう、「スペクラチオン」)逍遙子はあに釋迦しやかと共に法華ほつけ涅槃ねはんの經を説いて、に非ず、空に非ず、亦有、亦空といはむとするか。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
また自分自身も前生の罪の深いものであろうと不安がりもした。以前から自身のがん果たしのために書かせてあった千部の法華ほけ経の供養を夫人はこの際することとした。
源氏物語:41 御法 (新字新仮名) / 紫式部(著)