“法華行者”の読み方と例文
読み方割合
ほっけぎょうじゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
法華行者ほっけぎょうじゃ山伏やまぶしなどの長い念珠ねんじゅを首に掛ける者も、絶無ではなかったろうが、あの頃はそう普通でなかった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
内にいたのは、年ごろ三十四、五の、眉秀まゆひいでた一人の法華行者ほっけぎょうじゃであった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)