“山伏”の読み方と例文
読み方割合
やまぶし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山家やまがあたりにむものが、邸中やしきぢう座敷ざしきまでおほききのこいくつともなくたゝるのにこうじて、大峰おほみね葛城かつらぎわたつた知音ちいん山伏やまぶしたのんでると
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
山伏やまぶし姿すがたにやつしてはおいでになりますが、あなたがたはきっと酒呑童子しゅてんどうじ退治たいじするために、京都きょうとからおくだりになった方々かたがたでしょう。
大江山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
目見めみえ以上、五百石以下の未決囚は揚座敷へ。お目見以下、御家人、僧侶、山伏やまぶし、医者、浪人者は、ひと格さがった揚屋へ入れられる。
顎十郎捕物帳:08 氷献上 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)