火野葦平
1907.01.25 〜 1960.01.24
著者としての作品一覧
ゲテ魚好き(新字新仮名)
読書目安時間:約8分
どんな下手が釣っても、すぐにかかる魚は河豚とドンコである。 河豚が魚の王で、下関がその産地であることは有名だが、別に下関付近でとれるためではない。下関が集散地になっているだけで、河 …
読書目安時間:約8分
どんな下手が釣っても、すぐにかかる魚は河豚とドンコである。 河豚が魚の王で、下関がその産地であることは有名だが、別に下関付近でとれるためではない。下関が集散地になっているだけで、河 …
人魚(新字新仮名)
読書目安時間:約15分
草の葉に巻かれた生ぐさい一通の手紙を、私はひらくあしへいさん。 また、お手紙さしあげます。先便では失礼いたしました。小説「昇天記」を送ったりなどして、あわよくば芥川賞をと考えたわけ …
読書目安時間:約15分
草の葉に巻かれた生ぐさい一通の手紙を、私はひらくあしへいさん。 また、お手紙さしあげます。先便では失礼いたしました。小説「昇天記」を送ったりなどして、あわよくば芥川賞をと考えたわけ …
花と龍(新字新仮名)
読書目安時間:約13時間49分
「たいそう暗いが、キヌさん、もう何時ごろかのう?」 「まあだ、三時にはなりゃあすまいね」 「やれやれ、この谷は一日がよその半分しかないよ。仕事も半分しか、でけやせん」 「その代り、 …
読書目安時間:約13時間49分
「たいそう暗いが、キヌさん、もう何時ごろかのう?」 「まあだ、三時にはなりゃあすまいね」 「やれやれ、この谷は一日がよその半分しかないよ。仕事も半分しか、でけやせん」 「その代り、 …
糞尿譚(新字新仮名)
読書目安時間:約1時間44分
どこかでは既に雨が降っているのか、白く光って見あげるようにむくむくともりあがった入道雲の方向で、かすかな遠雷のとどろきがして居る。斜面を下りながら、彦太郎は、麦藁帽子の縁に手をかけ …
読書目安時間:約1時間44分
どこかでは既に雨が降っているのか、白く光って見あげるようにむくむくともりあがった入道雲の方向で、かすかな遠雷のとどろきがして居る。斜面を下りながら、彦太郎は、麦藁帽子の縁に手をかけ …
“火野葦平”について
火野正平
火野 葦平(ひの あしへい、1907年(明治40年)1月25日 - 1960年(昭和35年)1月24日)は、昭和戦前・戦後期の小説家。本名玉井 勝則。
(出典:Wikipedia)
火野 葦平(ひの あしへい、1907年(明治40年)1月25日 - 1960年(昭和35年)1月24日)は、昭和戦前・戦後期の小説家。本名玉井 勝則。
(出典:Wikipedia)
“火野葦平”と年代が近い著者
きょうが命日(3月3日)
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ(1927年)
今年で生誕X百年
今年で没後X百年
アリギエリ・ダンテ(没後700年)
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ(没後100年)
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン(没後100年)
池田輝方(没後100年)
岡崎雪声(没後100年)