“やまぶし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山伏77.8%
山臥13.9%
修験者2.8%
山宿2.8%
山節2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山伏やまぶし姿すがたにやつしてはおいでになりますが、あなたがたはきっと酒呑童子しゅてんどうじ退治たいじするために、京都きょうとからおくだりになった方々かたがたでしょう。
大江山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
日記永正五年六月十八日の条には、夜一条観音に参詣するのに、山臥やまぶしの体をしたとある。
ある神下かみおろし(わが国の修験者やまぶしのごとき者)が此泉これは龍の口であるからこの泉が破裂するとチベット国中が海になってしまう。だから寺を建てて塞いで置かなければならんといったそうです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
野宿のぶし山宿やまぶし・河原者の徒で、社会に雄飛活躍したものの多かったことは、これまた今さら言うまでもない事実である。
エタと非人と普通人 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
「それでよろしい、ここへ来てさかずきを受けてくれ、そして久しぶりであのあい山節やまぶしをまた一曲聞かせてもらいたい」