“野宿”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
のじゅく52.0%
のじゆく32.0%
やしゅく8.0%
でんでん4.0%
のぶし4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“野宿”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)100.0%
社会科学 > 社会 > 社会学6.1%
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「堺や天王寺辺は、関東勢で、うっかり野宿のじゅくも出来はしません。安全なのは、平野をすぎて淀へ出ちまうことですね」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
野宿のじゅくをするにしても、このゆきではねるところもないだろう。」と、ほかのおとこがいいました。
春になる前夜 (新字新仮名) / 小川未明(著)
二時ふたときほどいた双六谷すごろくだにを、城址しろあとまでに、一夜ひとよ山中さんちゆう野宿のじゆくした。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
られては野宿のじゆくでもしなければなるまい、宿屋やどや此近所このきんじよにはなし
徳川時代の法令などに、野非人のびにん・無宿などというのは、やはりこの徒の堕落したもので、平安朝頃の書物には野宿やしゅくなどともあります。
燕王十余騎を以て庸の営にせまって野宿やしゅくす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「今夜は、腹も張つたし、酒ものんで、ええ塩梅あんばいやよつてに、その勢ひで野宿でんでんする」と、相手は答へ、尚も走りつづけようとした。
釜ヶ崎 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
非人三党の輩といえども守護国司の望みをなすべく、如何ともする能わざるものなりとの東大寺尋尊の述懐は、必ずしも大和ばかりの状態ではなかった、野宿のぶし山宿やまぶし・河原者の徒で、社会に雄飛活躍したものの多かったことは、これまた今さら言うまでもない事実である。
エタと非人と普通人 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)