“坂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さか64.6%
ざか32.3%
サカ1.0%
スロープ1.0%
大坂1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうどこのとき、うまくるまかせ、いしんでさかのぼりかけているおとこました。どこからきたものか、ひとうまつかれていました。
石をのせた車 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さて、旧街道を——庫裡くりを一廻り、寺の前から——路をうずめた浅茅あさじを踏んで、横切って、石段下のたらたらざかを昇りかかった時であった。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
父君に我は愛子マナゴぞ。母刀自トジに我は寵子メヅコぞ。参上マヰノボる八十氏人の 手向タムけするカシコサカに、ヌサマツり、我はぞ退マカる。遠き土佐路を
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
くさおほはれたをかスロープ交錯かうさくし合つておだやかなまくのやうに流れてゐた。人家じんかはばう/\としたくさのためにえなかつた。
美しい家 (新字旧仮名) / 横光利一(著)
四月廿五日、大坂ヲ発ス。
坂本竜馬手帳摘要 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)