“逢坂山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうさかやま90.5%
あふさかやま4.8%
おおさかやま4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逢坂山おうさかやまの大谷風呂を根拠地とした不破の関守氏は、その翌日はまた飄然ひょうぜんとして、山科から京洛を歩いて、夕方、宿へ戻りました。
大豆右衛門、二十三歳の時、「さねかづら取りて京の歴々の女中方へ売べしと逢坂山あふさかやまにわけ登り」しが、たまたま玉貌ぎよくばう仙女せんぢよと逢ひ、一粒いちりふ金丹きんたんを服するを得たり。
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
逢坂山おおさかやま関守せきもりに通行を許されて東国にむかってから、秋をむかえた山のもみじの美景も見捨てがたく、そのまま諸国行脚あんぎゃの旅をつづけることにして東海道をくだったが