“おうさかやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
逢坂山90.5%
相坂山4.8%
逢阪山4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逢坂山おうさかやまの杉木立が魔のように見えて、ごうッと遠い風音も常なら気味の悪い筈だが、お米の今は体の疲れも何の怖さも知らないのだった。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして相坂山おうさかやまをのぼりつめた辺で
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
田圃たんぼの向うの逢阪山おうさかやまの峰つづきにあたる高い山のふもとの方に冬の日を浴びて人家の散らばっている村里がある。
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)